Welcome to Conkan Pages.
コンベンション管理運用支援システム conkan は、下記の特徴を持つコンベンション(例:日本SF大会)の管理運用を支援するためのWebアプリケーションである。
- コンベンション参加者は、特定の組織に属しているとは限らない不特定多数の申込者である。
- コンベンション内の催し物の大多数は、いわゆる「分科会」(定められた時刻/場所に参加希望者が集結して催す形態)として実施する。
- 分科会は、複数の場所(部屋)で、同時に実施する。
- 分科会主催者は原則としてコンベンション参加者であり、コンベンション参加者は自らの意志で分科会の主催を申し込むことが出来る。
- 分科会主催者は、必要に応じて、他のコンベンション参加者に分科会への出席(登壇)を依頼することが出来る。(出席の依頼を契機としてコンベンションへの参加申込を依頼する場合もある)
出席(登壇)の依頼は、必要であればコンベンション全体の実行主催者に委譲可能である。 - 分科会の実施にあたり必要な機材は、分科会主催者の判断で列挙し、自ら準備できないものに関してはコンベンション実行主催者(実行委員会)と相談する。
(コンベンション実行主催者が、事前に分科会で使用できる機材の一覧を提示することで必要機材の洗い出し負荷を軽減することも可能) - 分科会の実施可否判断およびスケジュール調整(時刻/場所の割当)は、コンベンション全体実行主催者(実行委員会)が調整し、決定する。
(その際、時刻や場所のバッティングはもちろん、出席者(登壇者)や使用機材の競合も発生しないようにする)
conkanに何が出来るか/出来ないか
conkanは、あくまで「管理運用支援」のシステムであり、その能力にはおのずと制限がある。
conkanが能力を提供するかどうか判断するポリシーは、
である。
conkanが提供を試みる能力(対応する要望)の具体例は以下のものとなる。
conkanが能力を提供するかどうか判断するポリシーは、
conkanはデータを保持し、整形して提示するだけのツール
であり、「判断」はすべて人間の責任で行なう
- 入力済データの一元保存と表示
データセットは単一であり、常に最新の情報を全員に提示する。 - 分科会情報更新履歴の保持
分科会情報の更新を、いつ誰が実施したかの履歴を保持し、提示する。 - アクセス権限の制御
独自の認証により、利用者の権限を特定し、制限する。 - 目的に応じたわかりやすいデータの提示
さまざまな意思決定時に、必要な情報をわかりやすい形で提示する。(情報更新時にはフォーム形式で、競合判断時にはガントチャート形式で提示、など) - コンベンション独自設定のカスタマイズ
コンベンションごとに異なる設定情報(開催年月日や分科会開始終了時刻など)をカスタマイズできる。(当然といえば当然すぎるけれど)
- 分科会の実施可否判断
言うまでもなく、実施するかどうかの判断は人間が責任を持つ - 入力データ間の整合性や正確性判断
データ単体で整合性が機械的に判断できるもの(メールアドレスに@が含まれるか、など)、限られた組み合わせで機械的に判断できるもの(分科会開始時刻が終了時刻以前か、など)以外、データ間の整合性/正確性はチェックしない。
これは、機械的には判断出来るものでも大量の例外規則が必要になるためである。 - 分科会実施スケジュールの競合判断
同じ時刻/同じ場所に複数の分科会の実施が割り当てられていたり、同じ時刻に実施が割り当てられた複数の分科会に同一人物が出演(登壇)するようになっていても、データの競合とはみなさない。(エラーにはしない)
これは、分科会内容によってはあり得る状態であり、人間による、様々な周辺情報(データ化困難な情報を含む)に基づいた判断を必要とするためである。
(分科会の性質によって、同時には実施しないほうが良いもの-両方を見たい参加者が多そうなもの-とか、実施場所を離したほうが良いもの-音声が重要で近くだと邪魔しあうもの-などの判断も必要となる)
License, Founder, Contributors and Suppot/Contact
conkanは、The Artistic License 2.0 に基づいたオープンソースプロダクトである。
conkanの成果物は、GitHub@conkanで公開し、誰でも利用/改造可能とする。
conkan Projectの起草者(First Founder)はStudio-REMである。
conkanの成果物は、GitHub@conkanで公開し、誰でも利用/改造可能とする。
改造した場合、その理由を添えてPullRequestを発行して戴きたい。
なお、本サイト自身も、
GitHub Pagesを利用して公開しており、
その修正方法は開発者向けガイドのGitHubリポジトリ利用方法に準ずる。
すなわち、間違いを見つけたり追記がある場合は、PullRequestを発行して戴きたい。
conkan Projectの起草者(First Founder)はStudio-REMである。
起草者は、日本の著作権法における著作者に当たるが、The Artistic License 2.0の精神に基づいた運用を保証する。
conkanに関する継続した議論の場所として、サイボウズLiveのconkan開発グループを用意している。
サイボウズLiveは招待制のグループウェアなので、参加希望者は個別に連絡のこと。
Contact
conkanに関する質問や不具合報告、開発グループへの参加希望、などは、
宛にメールしてください。